syftetができるまで。一人でつくる理由。

syftetは、受注から納品まで約2〜3ヶ月かかります。

工場で大量につくっているわけではありません。和歌山の工房で、一人で手を動かしてつくっています。設計して、切り出して、組み立てて、仕上げて、届ける。その全てを、一人でやっています。

なぜそうするのか。よく聞かれます。

答えは単純です。全て手作業だから、ぬくもりが生まれると思っているからです。


ぬくもりと、ゆるむこと

車内に居場所をつくるとき、大事なのは機能だけではないと思っています。

座ったときに身体がゆるむかどうか。その空間に、安心できる気配があるかどうか。

機械で均一に切り出されたものと、人の手で一枚ずつ丁寧に仕上げたものは、スペックが同じでも何かが違う。その違いが、ゆるめる空間をつくるかどうかに関わっていると思っています。

根拠のある話ではないかもしれません。でもそう信じてつくっています。


工程について

syftetができるまでの流れを紹介します。

① 設計

お客様の車種・使い方・希望をもとに寸法を確認します。syftetはハイエースDXとスーパーGL標準ボディに対応していますが、車両の状態によって細部の調整が必要な場合もあります。ここで丁寧に確認しておくことが、納品後の使いやすさに直結します。

② 木材の切り出し

シナ合板を一枚ずつ切り出します。全て手作業です。

シナ合板を選んでいる理由は、木目が美しく、加工がしやすく、軽いからです。車内に置くものは重すぎてはいけない。でも、軽さだけを追いかけると質感が失われる。そのバランスをシナ合板は持っています。

③ 組み立て

切り出したパーツを組み上げていきます。キャビネット・ベッド・テーブルが一体になる構造のため、組み立ての精度が使い心地に直接影響します。

ここが最も時間のかかる工程です。一つひとつ確認しながら進めます。

④ 塗装・仕上げ

ウレタン塗装で仕上げます。木の質感を残しながら、耐久性を確保する。車内という環境は、温度・湿度の変化が大きい。その変化に耐えられる仕上げが必要です。

細部の面取りや磨きも、この工程で行います。手が触れる場所は特に丁寧に。毎日乗り降りするとき、触れるたびに気持ちいいと感じてほしいからです。

⑤ 検品・梱包・納品

完成したsyftetを確認し、梱包して届けます。

完成品で届けることにこだわっています。現地での組み立てが不要なため、受け取った日からすぐに車内が変わります。


2〜3ヶ月という時間について

一人でつくっているため、受注から納品まで時間がかかります。

待たせてしまうことへの申し訳なさは、いつもあります。でも、急いでつくれるものではないとも思っています。

その2〜3ヶ月の間、あなたの帰り道のことを考えながらつくっています。どんな夕方に使うのか。誰と過ごすのか。それを想像しながら手を動かす時間が、ぬくもりになると思っています。


最後に

syftetは、居場所をつくるための道具です。

その道具に、つくった人の気配が宿っていてほしい。そのためだけに、一人でつくり続けています。

syftetについて詳しくは商品ページをご覧ください。和歌山のsuwaneru no tomaribeでは実際に体験していただけます。完全予約制ですので、お気軽にお問い合わせください。

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