こんにちは。
スワネルのカズマです。
私は家でも外でも、そして車の中や時に車の上、
どこでも床に近い暮らし=フロアライフをしています。
このライフスタイルを送る際に既存のローソファでの
デメリット部分も増えてきたため、
自分の使いたい形や座り心地、寝心地を叶える
オリジナル【バンライフ用ローソファ】の開発がスタートしました。

みなさんはソファ兼マットに何を求めますか?
私はしっかりと体を支えてくれる耐圧分散性や耐久性をはじめ
持ち運びの際に重要な軽さや、フィールドで使用後のメンテナンス性、
そして拡張性や汎用性などの余白も残っていることが重要だと考えています。
また新しいソファの挑戦として可能な限りウレタン(中材)を可能な限り
使用しないことにも挑戦しました。
なぜウレタン使用部分を減らしたいか
高耐久のソファでもやはり【消耗品】となり
最終的にはゴミとなってしまいます。
このゴミの捨て方もウレタンソファでは粗大ゴミとして出していただくなど
手間がかかり、燃やした際のダイオキシンの発生もあります。
また製品としてみた際にも、丸洗いが行えない。
できるウレタンもありますが、希望の密度(耐久性)のものに出会えないなど
ロングライフで色々な環境で使っていただくには頼りないと感じております。
そして今回座面に使用しているのは
ポリエチレンからできている素材です。
この素材の特性は簡単に言えば従来のソファのウレタンの部分と
スプリングの部分どちらの役目も果たしてくれる優れものです。
もちろんこの2つが合わさることで生まれる最高の諏訪えい心地も御座います。
素材の特性からも中材まで汚れてしまった場合にも
シャワーなどで丸洗いすることが可能です。
※この素材を使用することでこのソファはアウトドアのみならず
・粗相などが心配なわんちゃんや猫ちゃんと一緒に暮らしている方や
・小さいお子様がいるご家庭でも何か起きても
丸洗いができるので汚れも臭いも残さずいつでも快適にご使用いただけます。
背クッションについては
残念ながらライトウェーブの製造の関係や物の特性として
形を作ることが出来なかったためウレタンを使用しております。
もう1点ウレタンにした理由としては
背クッション同士を連結して1つの背もたれとして使用する際に
滑り止めを効かす為に、ある程度の重量や形状の変形が必要でした。
ライトウェーブは高反発で形状変化が起きにくく、床の設置面を
増やしたい場面でも希望通りの動きをしてくれませんでした。
そして今回のモデルではチップウレタンという芯材に使われる素材を
クッションの芯の部分に配置して、体が触れる面には柔らかい
ウレタンをセットして背クッションの完成となりました。
このトップ層の柔らかいウレタンは寝る際に枕として使うことも
想定しており、1番寝ても顔に跡がつくことなく、
優しく顔、頭をさせてくれます。
このソファの特徴は
座り心地や寝心地がいいのはもちろんのこと
上記で中材についてはご説明しましたが
このソファの特徴は自由度にあります。
座マットはシンプルな作りですが、マットレスによくある
三つ折りではなく2枚分割式(ファスナーで連結可能)にしております。
これはマットではありますがソファとしての使用も想定して
どこでもくつろげるように、1つのボリュームを小さくなるようにとしました。
こうすることで、他に比べれば大きくはなりますが、マット兼ソファとして
見た際にサイズ感は小さくなり、積載性の自由度も高まります。
(窓ガラスを守る緩衝材として両サイドに立てて積むなどもいいでしょう。)
また背クッションはマット同様に1つから2つに分割することができるので
場所により連結して使用、分割して使用などシーンに合わせてご使用いただけます。
1つにして使用した際に滑らないのか?という疑問もあるかもしれません。
この背クッションの底部に滑り止めの機能がついたシートを
2つをまとめるジョイントテープの役割を持たせております。
これが床(マット)に触れることでノンスリップ機能が働きます。
※条件により滑り止めの効きは変わってきます。
以下のシーンでは背クッションに体を預けています。
思っているよりもしっかりと寄り掛かれます。
背クッションは分割して使用すればこのように枕代わりにもなり
気持ちよく横になってリラックスできます。
現在は概ね最終モデルのフィールドテスト中となりますが
先行で予約販売もお受けしております!
先行予約分は2022年9月頃のお届けとなります。
また実際に体感、体験いただけるイベントは以下のスケジュールで
ローソファの展示会イベントも行ってますので
こちらにお越しいただければと思います。